2015年6月16日火曜日

定例観察会へ[中標津町郷土館]

ほぼ一日曇っておりました。
最低気温は空港での10.8℃で「7月上旬並」、最高気温は上標津での20.9℃。

本日は、今年度3回目となる丸山公園の定例観察会の日でした。
今回は、Y学芸員が出張の為、粟野武夫先生をお迎えして観察会を行いました。

粟野先生から植物の不思議な生態についてお話して頂きました。

 
↓アリの巣に、キタミフクジュソウの種をまくと…


↓急にアリが騒ぎだし、種を運びだしました。



キタミフクジュソウの種には、白い物質があります。
これは、糖分とタンパク質などで構成されるエライオソームというものであり、これをアリは子供たちに食べさせるため巣まで運び、エライオソームだけを食べる。そして、種子を排出することでキタミフクジュソウは増殖するという。

↓ミヤママタタビ

 
 
花が咲くころに、白や紅に変化して、目立たない花に昆虫を呼ぶという。
そして、開花時期が終わると緑に戻るという。

非常に植物は戦略的です!!(^O^)

午後から郷土資料のデータまとめや事前学習の講座の準備などをしておりました。

本日のブログは、学芸員のMでした。

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