2015年11月9日月曜日

「戦後70年、戦争の痕跡をめぐる」〔中標津町郷土館〕

今日の天気は、雨のち曇り時々小雨。
最低気温は空港での5.4℃で「10月上旬並」、最高気温は上標津での8.1℃。


午前中は、特別巡回展『道東の博物館園が選ぶイチオシの資料・風景』が昨日で終わり、その撤収作業などをしておりました。
なお、作業にあたっては、次回巡回展が開催される浦幌町教育委員会のM氏が来町され、手伝って頂きました。ありがとうございました。<m(__)m>

午後からは、広報誌、「郷土館だより第27号」の原稿作成などをしておりました。

話は代わりまして、
昨日は雨天ではありましたが、一般財団法人 中標津町文化スポーツ振興財団主催「ナカシベツ大学 『戦後70年、戦争の痕跡をめぐる』」バスツアーを決行しました!!!

参加者のみなさん、雨の中、藪をこぎながら各所巡検に同行してくれました!(^_^;)

主に、中標津空港周辺に残る旧海軍飛行場(「標津第一航空基地」)に関する戦争遺跡を
見学しました。

↓道路縁から、掩体壕を見ました!

↓格納庫跡では、

参加者のみなさん、コンクリートの中に貝がないか探していました。

            

           と、言いますのも、
           コンクリートを作るための砂利が標津の海岸で大量に採集され、
標津線と軍用線で運ばれていた為、コンクリートには貝のカケ
ラが混入しているのです。
 

↓軍用線跡(標津線から飛行場に引き込む線路)

                                ここを通って、飛行場の建設資材などの物資が運搬されてい
            いきました。                 

             
            ↓かつて、旭川第七師団の大隊長が先の大戦時に居を据えて
             いた合田商店の跡地                  



雨の中、お話を聞いてくださり、同行された参加者のみなさん、ありがとうございました。
関係者のみなさん、お疲れ様でした。<m(__)m>

本日のブログは、学芸員のMでした。


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